3Dプリンタや電気回路に関する技術をご提供します

Aynik Technologyは、電気回路、ソフトウェア、機械設計の技術を高次元で融合し、主に3Dプリンタに関する技術コンサルティングをしています。

  •  新しく3Dプリンタを開発したい
  •  今ある3Dプリンタを改良したい、もっと便利にしたい
  •  制御ボードや電源などの電装系を開発したい
  •  3D-CADで設計したいパーツがある
  •  新しい材料のプリント条件を見つけたい

などのご要望に、丁寧にお応えいたします。

例えば、写真の超高速デルタ型3DプリンタはGenkeiのTrinoをベースに電気回路を含む多くの改良を行って通常40mm/s〜60mm/sで造形するところを、最高350mm/sまで高めることができた例です。FDM型の3Dプリンタは、ノズル先端位置の3次元精度だけではなく、ノズル内の溶融樹脂の圧力制御が重要なポイントになります。弊社は、理論的な考察と、多くのモデルを造形した検証結果元に、適切なアドバイスをさせていただいています。

また、3Dプリンタ関連技術は進化するスピードが速いですから、常に新しいことへの取り組みも独自で行っています。例えば、RepRap Community JapanのOpenな立場で、3DプリンタをIoT化すべくRaspberry Piをインテグレートした場合に必要になるハードウェアおよびソフトウェアを開発しました。Maker Fair Taipei 2016では、簡単に折りたたんで移動可能なWiFi操作対応のデュアル出力FDM機を展示しました。


これはRepRapのEmmanuel氏が開発したFoldarapを改良したものです(この改造Foldarap設計に関する情報はGithubで公開しています)。

Foldarap_Electronics_layoutMFTaipei2016-02s

最近では利用できる樹脂も、従来のABSやPLAだけではなく、ナイロン、カーボンファイバー、PEEKなど工業的によく使われるものもリリースされています。
新しい材料で造形するには、プリント条件を見つける必要があります。弊社ではプリント条件を見つけ出し、条件を提示するだけでなく、カスタマイズしやすいように動画もご提供しています。

例えば、ナイロン618の造形を例に挙げます(タイムラプス)。条件の変更点は、ホットエンドやビルドプレートの設定温度はもちろん、エクストルーダーの構造やビルド材料の変更も行っています。